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桜の季節が巡っても
第9章 邂逅の春
「せめて彼女がよく立ち寄る店のいくつかでも知っていれば、探す事も出来たかもしれないけれど。本当に情けない事に、彼女の何も知らないままだった」
それで、逢いたいなんて。
それでも、逢いたいだなんて。
「知っているのは、彼女の名前と年齢。もうすぐ大学三年生。大学の成績はとても優秀で。それから-」
-いつも綺麗な桜色の指先をしていた。
優しく囁かれ。
瞬間。
きつく閉じられていた泉夏の瞳が見開かれた。
今、なんて。
今、なんて?
なんの話。
誰の話をしているの?
私、きっと聞き間違えた。
私、間違えてしまってる。
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