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桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
いつにも増して自信満々な彼に面食らうが、誰の目から見ても実際その通りなので返す言葉がない。
「だからもし敬う必要があるなら、それは涼のほうだな」
サングラスを取った龍貴は、泉夏を見据えた。
「…あ」
「何?」
「グレー…」
「そう-」
龍貴はシートベルトを外し、助手席に座る泉夏の耳朶に唇を寄せた。
「当たり」
微かにセブンスターの匂いが混じった温かな吐息が、泉夏の身体の奥を刺激する。
「今日はグレーのカラコンにしてみた…似合ってる?」
「…だ、だからっ。そう迫ってこないでってっ」
身の危険を感じ、泉夏も急いでベルトを外す。
可能な限り、窓際に身体を寄せる。
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