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桜の季節が巡っても
第11章 逡巡の春
嗤っているの?
でも、あの彼がそんな事をするとも思えない。
なら-やっぱり私を?
だけどそれも俄かには信じられない。
はっきりしているのは一度ならず二度までも、彼としてしまった事。
そしてそれに少なからず応えてしまっている自分が、確かにいる。
こっちから連絡してみればいい?
いや、それはやっぱり癪だし-絶対向こうからさせてやるんだから。
なんで、私が-とか言ってる間(ま)に、もう一カ月以上過ぎているのだけれども。
このまま、また二カ月とか余裕で放置されそうな気がする。
「ほんと、むかつく!」
再び刺さる、箸。
その様子に麻衣は酷く怯え、身体を縮こまらせた。
「…大丈夫?」
「あ…さっきからごめん。平気」
我に返る。
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