この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第12章 希求の春
断わっても本当は、実は、来てくれてるんじゃないか-どこか頭の片隅で自惚れていた。
帰って来たから。
夜までいるから。
だから、来て欲しい-そう言ってくれるんじゃないかと。
でもメールの受信はない。
その事実に強く、打ちのめされる-自分で拒んだくせに。
あのひとは来なかった。
あのひとは本当に私を追っては来てくれなかった。
来るわけがない。
だって、私が行かないんだから。
当たり前じゃない。
自分でそう仕向けたのに、勝手にがっかりして。
勝手に泣いて。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ