この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第12章 希求の春
一番馬鹿なのは私だ。
両方の間で揺れ動いて。
はっきり出来なくて。
こっちが駄目なら、あっち。
こっちだと思ったけど、やっぱりそっち。
そんな事絶対、思っていない。
思ってないけど、そうなろうとしてる。
はっきりさせないと。
先生にさよならしに来た。
龍の所に戻らないと。
先生も、そうしろと言ってくれている。
先に私を好きだとはっきり言ってくれたのは、龍だ。
先生がいない長い日々を、ずっと一緒にいてくれたのも、龍だ。
励まされ。
元気付けられ。
助けられ-これからも、ずっと。
明日にはいなくなる先生とは違う。
いるのといないのじゃ、全然違う-。
両方の間で揺れ動いて。
はっきり出来なくて。
こっちが駄目なら、あっち。
こっちだと思ったけど、やっぱりそっち。
そんな事絶対、思っていない。
思ってないけど、そうなろうとしてる。
はっきりさせないと。
先生にさよならしに来た。
龍の所に戻らないと。
先生も、そうしろと言ってくれている。
先に私を好きだとはっきり言ってくれたのは、龍だ。
先生がいない長い日々を、ずっと一緒にいてくれたのも、龍だ。
励まされ。
元気付けられ。
助けられ-これからも、ずっと。
明日にはいなくなる先生とは違う。
いるのといないのじゃ、全然違う-。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


