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桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
「俺一発なら殴られる覚悟はもう出来てるけど、それ以上は可能な限り避けたいんだよな…」
本音が漏れる。
「ご、ごめんなさ…」
「あ~、もう、分かった、分かったから!」
泉夏を抱く手に力が籠る。
「俺の事はどうだっていいんだ。でも幼馴染みの妹がこんなに泣いてるのに、平気でいれるわけがない」
「…」
「お前は俺にとっても大切な妹みたいなもんだ。どうにかしてやりたいと思うのは当たり前だろ」
「妹…」
「そう。だから-」
-だから、もう泣くな。
龍貴としてはそう締めくくりたかったのだが、またしてもそれは泉夏の心に暗い影を落とす。
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