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桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
なのに、やめてしまった。
途中までで、終わってしまった。
嫌がるような事をしたと。
怖がらせてしまったと。
申し訳なかったと。
いとも簡単に離してしまえる程度にしか、自分は欲しがられていなかったのだ。
ショックで。
胸が抉られるようだった-。
二十歳(はたち)はようやく過ぎたけど、それだけ。
まだ大学三年生だし。
まだ働いてなんかいないし。
十も年上のひとから見れば、自分なんて所詮子供に過ぎない。
自分で言っておきながら、どんどん虚しくなってくる。
揺るぎようのない事実だけど、この差はどうしても埋められない。
今すぐあなたの年に追いつきたい。
そしたらもう、帰れなんて言わないでいてくれる?
そしたら一晩中、一緒にいたいって思ってくれる?
そしたらキス以外の事も-してくれる?
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