この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
「泉夏、お誕生日おめでとう~!」
待ち合わせのカフェに着くなり、麻衣が抱きついてきた。
「ありがと。麻衣」
友達を受け止めながら、泉夏ははにかんだ。
「今日で十九歳だね」
「うん。少しは大人に近付けたならいんだけど」
笑いながら、泉夏は麻衣の真向いに座った。
お盆は過ぎたが、まだまだ暑さは厳しい。
今日も最高気温が三十度を超えると、朝の天気予報でやっていた。
駅からここまで歩いて来たので、店内の少し強めの冷房が非常に心地良かった。
「プレゼント持って来たよ~!開けてみて」
「ほんとに?凄く嬉しい!」
麻衣が差し出したブルーの包みを、感激しながらそっと、開いてみる。
「うわ、かわい…」
包装紙の中には、ジルスチュアートのネイルが二本。
薄いピンクと濃いめのピンク。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ