この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
「どっち?」
手を繋ぐ、いつでも綺麗な薄桃色の爪を持つ彼女に、秀王は訊いた。
右を曲がって、またすぐを右-泉夏は嬉しそうに答えた。
「どんな美味しいお店に連れて行ってくれるの?」
秀王の問いに、泉夏は笑う。
「パスタ屋さん」
「よく行くの?」
「そう。麻衣と行く事が一番多いかな」
友達以上恋人未満だった彼とも行った-とは言えない。
更にその彼とキスまでした-とも言えない。
少々の罪悪感を覚え、泉夏は急いで話を変える。
「先生は好き?」
自分の食べたい物でいいと言われ、お気に入りの店へ迷わず一緒に行こうとしていたが-そう言えば彼の好みを訊かないままだった事に今更気付く。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ