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桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
「そうなってくると、情報が全然入ってこないんだよねぇ」
「…そう、だね」
これがもしも同級生だったら。
片想いでももっと相手の事を知れた。
毎日顔を見れた。
自分の事も色々と知ってもらえてるはず。
私が先生の事を知らないように、先生も私の事は知らない。
先生は私の何も知らない。
せいぜい名前と学部と学年-それが全て。
大勢の中の、一人。
私は学生で。
先生は先生だから。
仕事だから。
だから-。
「ちょ…ちょっと!誕生日なんだよ、暗くならないでよ!?」
黙り込んだ泉夏を、麻衣は慌てて制した。
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