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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
「違ったのなら、ごめん」
「違う!全然違うからっ」
羞恥から、泉夏は猛烈に抗議する。
本当は、ちょっと思ってた-口が裂けても言えない。
しかし言われてみれば-『そろそろ』と言われるのも十分頷けた。
時刻は間もなく、十二時になろうとしている。
いつもの自分ならもう寝てるか、或いは寝ようとしてる時間帯だった。

『朝まで、俺と一緒にいて』

嬉しくて、喜んで一緒にいたいと思った。
自分だって、勿論そう願っていたから。
だから、今こうしてる。
けれどホテルという密室に、夜中にふたりきり。
『寝る』と言われて、改めて置かれた状況に気が付いた。
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