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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
「そう?」
「笑うどころか、嬉しいもん」
「嬉しい…?」
秀王が尋ねれば、泉夏は泣き笑いのような表情で言った。
「先生も私と同じ気持ちなんだって分かって嬉しい。同じようにどきどきしながら私を抱いていてくれるなんて、とっても嬉しい」
-だから、絶対笑わない。
泉夏の口唇は、次の瞬間荒々しく奪われた。
彼女はあまりにも自分を喜ばせる術を知り過ぎていた。
もっとも。
彼女はそんな計算なんかしていない。
そんな意識などまるでないのだろうけど。
それが最強だ。
無意識が一番、質(たち)が悪い。
なんて可愛い事を次々と。
そんな事を言われたら。
責任は持てない。
彼女をどうしてしまうか最早、自分でも分からない-。
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