この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
彼は偽りなど言わない。
そんなのは最初から知っている。
だから余計に。
もうほんと。
恥ずかしくって仕方がない。
けど本当は。
とっても嬉しくもある。
なんて矛盾してるのだろう-。
いつもよりもちょっと強めの抱擁の最中(さなか)。
彼の匂いに酔わされ、この上ない幸福に包まれる。
「…先生」
離れぬように自らも彼の背に手を回す。
「今…何時くらい?」
「多分二時近くかな」
「…あと、どれくらい一緒にいれる?」
「…五時間くらい?」
どんどん迫る、タイムリミット。
もうそれしか時間は残されていないだなんて。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ