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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
僅かな照明の光だけの部屋。
泉夏の濡れたように光る瞳に、秀王は心乱される。
そんな目で見られ-平常心でいられないくらいには、彼は彼女を愛していた。
『見つめ合いたい』はずだったのではないか。
動揺しまくる自分を嗤いつつ、秀王は不自然にならぬように視線をそっと逸らした。
魅入られたら最後、約束を守り切れるか-段々自信がなくなってゆく。
今だって既に、ぎりぎりのところにいる。
「次はなんの話をしようか、泉夏-」
意識は他へ傾け、秀王は彼女に問いかけた。





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