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恋花火***Special Starmine
第2章 新しい世界
その日の帰りに、新入生歓迎会と称して
みんなで行きつけの焼肉屋に行った。
「おまえ鼻どーした」
「へ?」
タケルに言われるまで忘れちゃってた。
さっき鼻を強打したんだった。
「どうなってるの私の鼻!?」
「えー、なくなってるよ?」
「嘘!?」
焦って鏡を見る。
「ついてるじゃん!!」
そんな私をぎゃはは〜ってからかってくる。
ムカつくー!!
「タケルだってさ!顔にボール当たって鼻血ブーしてたじゃん!」
「いつの話だよ」
「中2の体力測定のとき。」
「コアな話題だな 笑」
そーだよ
私タケルのことならなんでも知ってるんだもん
誰よりも知ってるんだから。
「赤くなってる〜。めっちゃダサい…」
「いんじゃね?トナカイみたいで。」
「よくないよ…」
そんな会話をしながら辺りを見渡すと、ユリ先輩とミカコちゃんが仲良く話し込んでる姿が目に入った。
「すげー。パインちゃんユリ先輩に気に入られてんじゃん。」
「すごい…」
その様子を眺めていると、茜先輩が隣に来た。
「私は菜月ちゃんがお気に入り〜♪」
「茜先輩…嬉しいです!」
「ふふ。可愛い〜」
今日は鼻が潰れちゃったし、タケルにはバカにされたけど
茜先輩のおかげで元気出た。
「…菜月」
「なによ」
タケルに話しかけられて、つい冷たくしてしまう…
だってちょっとムカついてるし。
「今日も俺の家に来て。」
「えー、なんで?」
「明日休みだし。」
「まぁいいけど…」
「やったー」
無邪気に笑ってる顔を見て、怒ってたはずなのに自然に緩んでしまう頬。
それを見てタケルも笑った。
「バカップル〜今日このあと暇?僕に付き合ってくれませんか?」
「暇じゃねー。」
レンに誘われたけど、タケルがお断り。
いつもならすぐに了解するのに、今日のレンはしつこい。
あまりにしつこいから、なんかあるのかなって思って、レンに付き合うことにした。
みんなで行きつけの焼肉屋に行った。
「おまえ鼻どーした」
「へ?」
タケルに言われるまで忘れちゃってた。
さっき鼻を強打したんだった。
「どうなってるの私の鼻!?」
「えー、なくなってるよ?」
「嘘!?」
焦って鏡を見る。
「ついてるじゃん!!」
そんな私をぎゃはは〜ってからかってくる。
ムカつくー!!
「タケルだってさ!顔にボール当たって鼻血ブーしてたじゃん!」
「いつの話だよ」
「中2の体力測定のとき。」
「コアな話題だな 笑」
そーだよ
私タケルのことならなんでも知ってるんだもん
誰よりも知ってるんだから。
「赤くなってる〜。めっちゃダサい…」
「いんじゃね?トナカイみたいで。」
「よくないよ…」
そんな会話をしながら辺りを見渡すと、ユリ先輩とミカコちゃんが仲良く話し込んでる姿が目に入った。
「すげー。パインちゃんユリ先輩に気に入られてんじゃん。」
「すごい…」
その様子を眺めていると、茜先輩が隣に来た。
「私は菜月ちゃんがお気に入り〜♪」
「茜先輩…嬉しいです!」
「ふふ。可愛い〜」
今日は鼻が潰れちゃったし、タケルにはバカにされたけど
茜先輩のおかげで元気出た。
「…菜月」
「なによ」
タケルに話しかけられて、つい冷たくしてしまう…
だってちょっとムカついてるし。
「今日も俺の家に来て。」
「えー、なんで?」
「明日休みだし。」
「まぁいいけど…」
「やったー」
無邪気に笑ってる顔を見て、怒ってたはずなのに自然に緩んでしまう頬。
それを見てタケルも笑った。
「バカップル〜今日このあと暇?僕に付き合ってくれませんか?」
「暇じゃねー。」
レンに誘われたけど、タケルがお断り。
いつもならすぐに了解するのに、今日のレンはしつこい。
あまりにしつこいから、なんかあるのかなって思って、レンに付き合うことにした。