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恋花火***Special Starmine
第7章 夏の日の強化合宿

ピアスの穴を開けたのは、中三の終わり。
タケルがテニス部の後輩と噂になった直後。
「ピアスの穴開けたいの?なんで?」
「…なんでも。」
タケルと噂になっていた子は、ひとつ歳下だけどすごく大人っぽい子で
その子の耳には、いつも素敵なピアスが光っていたから。
それを見て、なぜか私も開けたいと強く思うようになって、タケルにお願いした。
…なぜかと言いながらも、本当の理由はただの嫉妬。
タケルの耳にも、その子と同じピアスがつけられていたから…
馬鹿馬鹿しいかもしれないけど、負けたくなくて。
開けようと思った。
「やめとけば?」
なのにタケルはなかなかOKを出してくれない。
「なんでダメなの?」
あの子みたいに、タケルとお揃いのピアスをつけたいのに。
だけどそんな事言えなくて、いいから開けてとお願いした。
するとタケルは翌日、ピアッサーと呼ばれる器具を持って、私の家にやって来た。
「…それ針…?」
「うん。」
タケルの持ってきたそれには、注射針のようなものがついていた。
自分で開けたいと懇願しておきながら、いざこうなったら怖くてたまらない。
痛みに弱い私は恐怖に駆られた。
「タケルぅ怖いよぉ 泣」
「だからやめよっかって言ってるのに 笑」
「ヤダ!やめないで…」
怖いとかやめないでとか、痛いのヤダとか騒ぎまくる面倒臭い私にも、タケルはとことん付き合ってくれた。
「力抜いて」
「どこの?」
「身体。そんなにガチガチだと俺もやりづらい。」
「だって怖い…」
「んじゃこのままでいいから、動くなよ。そろそろマジでやるよ。」
私は思い切りタケルに抱きついた。
ギュッと目を瞑って、回した腕に力を込めた。
その瞬間耳元で機械的な音がして、タケルがなんかゴソゴソしてる間に「はい終わり」って言われた。
「痛い?ちょい血出てんな。」
「痛くはない…」
「そ?でもしばらくは違和感あるかも。」
「…タケル優しかった。ありがとう。」
「だって菜月がすげー怖がってるからさぁ。」
「初めてだもん…」
「だよな。でももう大丈夫だから。」
まるで初エッチの時の会話のようだと、二人で笑った。
タケルがテニス部の後輩と噂になった直後。
「ピアスの穴開けたいの?なんで?」
「…なんでも。」
タケルと噂になっていた子は、ひとつ歳下だけどすごく大人っぽい子で
その子の耳には、いつも素敵なピアスが光っていたから。
それを見て、なぜか私も開けたいと強く思うようになって、タケルにお願いした。
…なぜかと言いながらも、本当の理由はただの嫉妬。
タケルの耳にも、その子と同じピアスがつけられていたから…
馬鹿馬鹿しいかもしれないけど、負けたくなくて。
開けようと思った。
「やめとけば?」
なのにタケルはなかなかOKを出してくれない。
「なんでダメなの?」
あの子みたいに、タケルとお揃いのピアスをつけたいのに。
だけどそんな事言えなくて、いいから開けてとお願いした。
するとタケルは翌日、ピアッサーと呼ばれる器具を持って、私の家にやって来た。
「…それ針…?」
「うん。」
タケルの持ってきたそれには、注射針のようなものがついていた。
自分で開けたいと懇願しておきながら、いざこうなったら怖くてたまらない。
痛みに弱い私は恐怖に駆られた。
「タケルぅ怖いよぉ 泣」
「だからやめよっかって言ってるのに 笑」
「ヤダ!やめないで…」
怖いとかやめないでとか、痛いのヤダとか騒ぎまくる面倒臭い私にも、タケルはとことん付き合ってくれた。
「力抜いて」
「どこの?」
「身体。そんなにガチガチだと俺もやりづらい。」
「だって怖い…」
「んじゃこのままでいいから、動くなよ。そろそろマジでやるよ。」
私は思い切りタケルに抱きついた。
ギュッと目を瞑って、回した腕に力を込めた。
その瞬間耳元で機械的な音がして、タケルがなんかゴソゴソしてる間に「はい終わり」って言われた。
「痛い?ちょい血出てんな。」
「痛くはない…」
「そ?でもしばらくは違和感あるかも。」
「…タケル優しかった。ありがとう。」
「だって菜月がすげー怖がってるからさぁ。」
「初めてだもん…」
「だよな。でももう大丈夫だから。」
まるで初エッチの時の会話のようだと、二人で笑った。

