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優しい愛には棘がある
第3章 Fairy land


「な……しろ……様……あっっ」


 咲優の左胸をぐいと掴んだ。

 肉質の鞠を指に支え、その先端をつねってしごく。


 くにくに……たぷん、くに…………


「乳首、硬いわよ。こっちは?」

「あっ……ああん!はぁっあっ、あぁっ……」

「いやらしい声。全裸で尻突き出して、胸揉まれて悦ぶなんて……家畜でももっとプライドがあるんじゃない?」

「私は……なしろ様の、はしためですから……」

「そう。じゃあ、咲優のここ、どれくらいあたしを受け入れるか確かめましょうか」


 咲優のだらしなくなった蜜壺を、指で弾く。

 物欲しげな底なし沼が、すんなりなしろを受け入れた。


「一本……二本。三本……手首まで突っ込んで犯してあげるわ。どっか裂けちゃっても、拒否権はないわよ。ぐちゃぐちゃになるまで喘がせてあげる」


 なしろが咲優をこすり出した、その時だ。


「…──っ」


 にわかに感じた視線に振り向く。

 見慣れない少女が、植え込みの手前に立ち尽くしていた。
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