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優しい愛には棘がある
第1章 ご注文はイケナイ遊戯
女達は群がるようにして心咲のブラウスをはだき、羞恥に慄く下半身を保護していたネイビーのスカートをずり下ろした。
キャミソールをナイフが裂いた。慄える乳房を覆っていたブラジャーは、邪魔なものを扱う手つきが剥いだ。
最後に心咲は美奈に木箱に押しつけられ、皐月にパンティを奪われた。
「脚、開け」
「下着……返して下さい」
「また殴られてぇか?!」
心咲の肩が、皐月の恫喝にびくんと竦んだ。
洋服を脱がしにかかられた時、もがいてぶたれた心咲の頬に、薄れかけていた痛みが戻る。
「──……っ、……」
心咲は、何一つまとうものを残されなかった太ももを開く。
怖くて恥ずかしくて悔しいのに、空気に触れた陰部の割れ目が、とくんとくんと疼き出していた。
「ひゃんっ」
「はん、浅ましい濡れ方してんじゃん」
割れ目にことこの指の腹が伝った。
ちゃぷんっ、ちゃぷ……と、悪戯な指がひくつく皮膜を上下する。
「はぁっ、はぁ……」
「やっべぇ。マジ惚れしそう!この子可愛い!」
「えっろいなー。早くヤろうぜ」
「やだってほざきながらよがってるしな。良いんじゃね?っと、その前に」
「いきなり?お前相変わらずサドだなー」
「良いだろ。お前らだって、嫌がってる女抱くより、その気にさせてからのがやりまくれんじゃん」
「おおっ、そうだな。お前やっぱ頭良いぜ!」
皐月と美奈、杏とことこが、勝手にわいわい盛り上がっていく。