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優しい愛には棘がある
第1章 ご注文はイケナイ遊戯
ヴィィィィン…………
ヴィィィィ……ヴィィィィィィィィィ…………
「ひぃぃいやぁぁあっ?!あっ、あっああっ……!!」
総身を電流がとりこめた。
皐月が器用につまみ出した陰核が、激しい振動にキスをした。
正体不明の攻撃的な棒状のものが、心咲の神経の集積している蕾を押さえてぐりぐり回る。
「あっ、ああぁぁぁ……ぁあああっっ……何これ何れぇぇぇっ……!!」
心咲は狂いそうになる。
下腹部を蠢く疼きが爆発して、今にも瀑布を吐き出しかねない。
銀世界が心咲をさらう。ウエストを木箱に打ちつけて、のたうつように腰を振る。
「やんっ、やぁぁぁ!!……ああっああっ、あんっ!あんっ!あああぁぁぁぁっっ…………」
「ははっ、さっきまでの上品ぶった顔が嘘みてぇ。クリをディルドでいじられりゃあ、正気保てる不感症はいねぇだろ。ほらほら、見ていてやるからもっと喜べ。……美奈」
「はい、お嬢さん。こっち向いてー」
「あっ、ひぃぁっ、あん、あぁん、あっああっ……」
皐月が美奈に目配せするや、心咲の浮かれた意識の向こうで、スマートフォンのカメラ機能のシャッター音が鳴り出した。
陰核を殺めんまでに無情なディルドが、やめて……という懇願を示したがる唇の動きさえ制す。