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快楽の館
第7章 【第7章】憧れて


戻ろう…



後ろを振り返った瞬間、何かにぶつかった。柔らかな感触がした。




見上げると、ミカコさんがいた。胸に顔がぶつかってしまったみたいだ。



あまりの出来事にびっくりする。



ミカコさんは人差し指を口元に当てて、



「しっ…」



と言った。






そして手を引かれて、どこかへ連れて行かれた。







そこはミカコさんの部屋のようだった。




私の客室よりもずっと豪華な部屋だ。
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