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快楽の館
第7章 【第7章】憧れて
案内されるまま部屋のソファーに座った。
「リオさん。ヒトミとアンナの行為を見てしまったのね…驚いたでしょう?うちのメイドたちがあんな光景見せてしまって、ごめんなさいね…」
ミカコさんはお茶を注いでいた。
『いえ…全然大丈夫です』
ミカコさんは私の前にお茶を置く。
「毎晩なの。私も初めて見たときはビックリしたわ。でも彼女たちはよく仕事をしてくれてて、注意するのも悪い気がして…いつも見て見ぬふりしてるの…」
ミカコさんは長いまつ毛を伏せて話してきた。
「女の子同士でもそういうことするのね…。私は主人としかしたことなくて…」
(やっぱりノーマルな人か…)
私はなぜかショックを受けた。
「でも最近は単身赴任ばかりで主人とも何年もしてないの。だからアンナとヒトミのアレを見るたびにウズウズしてきて…」
ミカコさんは真っ直ぐに私の目を見て
「リオさんはどう思う?」
と聞いてきた。