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快楽の館
第2章 【第2章】森の中
どれくらい滑り落ちただろう。
途中で意識をなくしていたのか、目を覚ました時は全く知らないところにいた。
起き上がり、周りを見渡したが、彼の姿はなかった。
(とりあえず、歩くか…。)
幸い、長袖を着ていたので擦り傷程度で大きなケガはしてなかった。
何十分か歩いた時、大きな豪邸が見えてきた。
(え、こんな森の奥に…?)
私は助けを求めて、その豪邸に向かった。
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