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一族の恥
第1章 お母さんへ
 あの晩、お母さん、言うたよなぁ!
 ぼくのチンコ握り締めて、先っぽを唇に押し当てて、目を三日月みたいに細めて、口の端っこからぼくの精液垂らしてなぁ!


「あんたのこの顔も、目ぇも、腕も、脚も、髪も、声も、全部お母さんのものなんよ。

 子供はみんななにもかも、魂までぜんぶ、お母さんのものなんよ?
 だって子供はお父さんの生き写しやねんから。
 お腹の中に宿った瞬間から、お父さんの生き写しが、お腹の中で育っていくんよ?
 お母さんから与えられる栄養をぐんぐん吸収して。
 元気で丈夫に育ってねって、精一杯願いこめて十月十日、大事に大事にな。

 な?大輝。
 あんたは、お父さんから与えられた、お父さんの生き写し。
 あんたはお母さんのもんなんよ。
 お父さんからもらった、お母さんだけの、大事な命なんよ」



 ってな。


 な?お母さん。


 ぼくの気持ちが分からんとは言わさんぞ。


 絶対に言わさんぞ。

 

 
 昨日3人も殺してな、それやのに、今まさに、もう1人殺しに行こうとしてる、ぼくの気持ちが分からんとは、絶対に言わせへんぞ。




 ぼくはもう、死ぬほど酒を飲んだんや。
 いまさらなんも怖くない。
 昨日からずっと酔っ払ってるんや。
 お母さんにこの手紙を書こうて決めたときから、覚悟は決まってたんや!




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