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第1章 お母さんへ

　ええ思いってなんやねん。
　射精したらええ思いなんか？
　きもいスキモンの気違い女に身体弄くられんのが、ええ思いなんか？


　強姦は魂の殺人やねんぞ。
　せやからぼくはあの女を犯したんや。
　犯したくなんかなかったんや。
　けどな、俺はあいつの魂を殺したかったんや。
　二度と幸せになられへんよう、魂まで、殺したかったんや。


　どんだけ康生がでかかったとしてもな、中身は小6のガキや。
　男やからなんやねん。
　これが女やったら大事件や。
　男やったらええ思いになるんか？
　


　なぁ、そんなやつが正義を守ってんねん。


　正義って一体なんなのか、ぼくには分からんわ。