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一族の恥
第1章 お母さんへ
 でもぼくも人のこと言えんか。


 あの時、クソが吐いたあと、うどんかなんか知らん、白い麺とかワカメが口の端から垂れてしょんべんで汚れた髪や床に広がっててな。



 帰ろうかな思って立ち上がってふと股間に違和感があって、そんときはじめて気付いてんけどな。



 ぼくな、自分でも分からんうちに、パンツの中に射精してもーててん。




 
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