この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一族の恥
第1章 お母さんへ
 なんにしろ、あの日はほんま、達成感でいっぱいやったな。
 康生のカタキとったってんからな。
 完璧にはとれてなかったけどな。
 そん時は分からんかったからな。


 帰ってから里奈子がつくってくれたメシを康生と3人で食って、康生が熟睡したん確認してから里奈子とヤッたんや。


 3回もしたんやで。
 康生が起きやんよう、声押し殺してな。
 里奈子のやつ、最後はもう自分の腕噛んで耐えとった。
 可愛かったで。

 あのクソにしたみたいにメッタクソにどついてやりたかってんけどな、康生が起きたらあかんからな、チチに煙草の火ぃ押し当てたったんや。

 震える横顔、そらもう、綺麗かってんで。

 チチの横んとこに丸い火傷ができて、湯気上がってたわ。
 全身汗びっしょりかいて、俺の唾液と精液まみれの里奈子がな、真っ赤な火傷指で触って、涙いっぱい溜めた目でぼくをじっと見つめてくれたんや。


 幸せやった。
 もうなんもいらんって思った。


 帰ってきたんやって、日常に戻ったんやって、里奈子がおる世界に戻れたんやって、だいじな家族のとこに帰って来れたんやって、自分には家族がおるんやって、ホッとしたんや。

 




/107ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ