この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
一族の恥
第1章 お母さんへ
あんな、お母さん。
ぼくな、人を殴ったのなんて、生まれて初めてやったんやで。
人間のあんな瞳を見るのも、はじめてやった。
里奈子はぐちゃぐちゃに乱れた髪の毛の隙間からぼくを見上げてた。
夕日が反射してな。
黒目がきらきら光ってたわ。
セーターの袖口から、か細い里奈子の手首が見えた。
白い肌に切りたての赤い傷が浮かんどってなぁ。
痛いくらい勃ったわ。
どうにも抑えられんかった。
里奈子を抱えて、障害者用トイレに入ってん。
床の上はペーパーのカスとかゴミが散乱してた。
そこに里奈子を倒して、制服の襞スカートを捲くり上げたんよ。
里奈子は嫌がってた。
ぼくな、それまで里奈子の身体をな、やらしいことしようって気持ちで触ったことなんか一度もなかってんで。
里奈子が大切にされたことないの知ってたから、ぼくは絶対に里奈子を大切にしたかったんやで。
でもな、里奈子がすくすく成長させてくれたんも手伝って、ぼくの身体は今と変わらんくらい大きくなってたから、里奈子の抵抗なんか屁みたいなもんやった。
ぼくな、人を殴ったのなんて、生まれて初めてやったんやで。
人間のあんな瞳を見るのも、はじめてやった。
里奈子はぐちゃぐちゃに乱れた髪の毛の隙間からぼくを見上げてた。
夕日が反射してな。
黒目がきらきら光ってたわ。
セーターの袖口から、か細い里奈子の手首が見えた。
白い肌に切りたての赤い傷が浮かんどってなぁ。
痛いくらい勃ったわ。
どうにも抑えられんかった。
里奈子を抱えて、障害者用トイレに入ってん。
床の上はペーパーのカスとかゴミが散乱してた。
そこに里奈子を倒して、制服の襞スカートを捲くり上げたんよ。
里奈子は嫌がってた。
ぼくな、それまで里奈子の身体をな、やらしいことしようって気持ちで触ったことなんか一度もなかってんで。
里奈子が大切にされたことないの知ってたから、ぼくは絶対に里奈子を大切にしたかったんやで。
でもな、里奈子がすくすく成長させてくれたんも手伝って、ぼくの身体は今と変わらんくらい大きくなってたから、里奈子の抵抗なんか屁みたいなもんやった。