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一族の恥
第1章 お母さんへ
 個室に充満してるクソの臭いがえぐかったな。
 ふつうなら萎えるで。
 でもそんときはちゃうかった。
 やってしまいたい気持ちが膨らんで今にも破裂しそうやった。


 里奈子は古びたヨレヨレの、子供みたいな綿のパンツを履いてた。
 なんかキャラもんで、ハートの水玉模様やったんかな。
 7歳くらいから里奈子はまんこ弄くられてたらしいからな、きっと兄貴の趣味やろ。
 見て驚いたわ。
 パンツのデザインにやないで?
 おもらししたみたいにな、股んとこが色変わるくらいぐっしょり濡れとんねん。


 里奈子、泣いとった。
 見やんとってって言うて泣いてたな。
 でも、構わんと見たったわ。


 パンツ引き摺り下ろしてな、あほみたいに濡れてるまんこを見たってん。
 すごかったで。
 上のほうにしか生えてへん毛ぇまでベッタリ濡れてもーてたくらいな、穴からマン汁がドボドボ溢れとって、割れ目の上から尻の穴のほうまで、ぐっしょり行き場がないくらい、これでもかって濡れとってん。
 指ですくってみたら、ちょうど卵の白身のとこみたいに、ねばっこく糸引くねん。
 

 全然糸切れへんから面白くてなんべんも指2本でびよんびよんしてたら、里奈子がえんえん泣き出してな。


 見んとってって泣かれるってな、お母さん。
 そら、そそるで。
 
 でもなぁ、里奈子が泣いてたんは、まんこがアホみたいに濡れてて恥ずかしかったからじゃなかったんよな。

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