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一族の恥
第1章 お母さんへ
 お母さん。
 ぼくな、あのときはじめて、お母さんの気持ちが分かったんや。




 あのときお母さんが言うたとおり、子供は、母親のものやねん。




 繋がった臍の緒から血液や栄養を分け与えて、お腹の中で大事に育てて、めちゃくちゃ痛い思いしてこの世に生み落としたあとも、自分の人生を削りながら尽くして慈しんで子供の命を成長させていくねんから、子供の命は、母親のものやねん。




 そうやってこの世に生んで育ててもらったぼくは、お母さんのものやってん。
 


 ぼくの命は、お母さんのお腹の中にぼくが宿ったときからずっとお母さんのものやってんから、はじめからぼくに選択肢はなかってん。




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