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全てが終わったとき、俺は変わらず君に恋をしているだろうか
第1章 藍は香る
洞穴の中に噎せ返さんばかりの香りが充ちていく。
「んっ……やっ……やめて……!」
嬌声が混じった制止もきかず、シラハはラズリアの口唇を自分の唇で覆い貪り続けている。舌で歯列をなぞり、最後にラズリアの舌を絡めとった。
「ん、んっ……! だめ、だめです……、シラハさん……! こんなことしたら……!」
与えられる快感に身を捩りながらも、ラズリアは必死にやめるよう懇願する。白い肌は赤みを帯びて熱く火照っており、説得力のかけらもない。
「何を今更……誘うような素振りをしておいて……」
「そんな、私そんなつもりじゃ……!」
「これをどう責任取ってくれる」
シラハはラズリアの白魚のような手を取り、己の猛った分身を掴ませた。
それは激しく脈打ち、熱した鉄のごとき温度で欲望を吐き出したいと主張している。
「やっ……」
ラズリアは羞恥から顔を背けるも、シラハの肉棒を離す様子がない。彼女も口では否定しながらもそれを欲しているに違いない。
シラハはラズリアの細い腕を地面に押さえつけ、主張された乳房を前に自然と舌なめずりをしていた。その頂きにあるサーモンピンクの乳首を甘噛みされれば、ラズリアは腰を震わせて仰け反ることしかできない。
「あん、ぁあ……! シラハ、さん……だめ、なの……」
「ここはそうは言っていないな」
与えられる刺激に乳頭は起き上がり、更なる快感を求めている。触れただけで指が沈みそうなまでに柔らかな乳房と共に激しく愛撫され、ラズリアから抵抗する気力を根こそぎ奪ってしまった。
「やあぁぁ……!」
胸にばかり集中しているうちに、シラハは骨ばった指先をラズリアの蜜壷へと忍び込ませ更なる快感へと導かんと内をかき回し始めていた。
同時に濡れに濡れて膨らんだ陰核を撫でれば、その壷の奥から更に蜜が溢れ出る。
「ひぁっ、ああぁぁぁっっ……!」
最早悶えることしか許されぬラズリアだったが、シラハの方も限界を迎えていた。