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激情パラドックス
第3章 パラドックス
夕方、夜だけのシフトが入っていた美弥が出勤してくると、控室でちょうど二人きりの鉢合わせになった。
「おはよう……ございます」
「おはよ。今夜早番であがってから、別れ話してくる事になったから」
「あ……、返信、来たんですね」
ベッドを共にしたけれど、それ以来職場で顔を合わせるのは初めてで、なんだか緊張感が走る。考えてなかったけど、俺達の関係……、周りにはバレないようにしといた方がいいんだよな?
「うん。ちゃんと別れてきたら……改めてちゃんと美弥に言うから」
「はい。……そしたら、約束の……、アレ、してあげますからね?」
約束のアレ……。フェラのことだ。職場の控室でこんな会話をするって……興奮するじゃねーか。俺はあたりに誰もいないのを確認して、美弥を抱き寄せ口付ける。

「ん……、松原さん……、こんなとこで、誰か来たらどうするんですか……?」
「大丈夫だよ……他にこの時間からのシフト入ってる奴いないだろ……?しばらくここには、誰も来ない……」
まだ制服に着替える前でミニスカートを履いている美弥の太腿に、俺は手を這わせる。昨夜と今朝の記憶が全身に生々しく残っている……。それは美弥も同じで、舌を絡め返して反応してくる。
「……声は出すなよ?」
「ねぇ……、ダメ……本当に誰も来ない……?」
「ちょっとだけだってば……」
太腿から足の間へと手を動かし、一気にパンティーの中へ手を入れた。
「あっ……!」
「美弥……、声、だーめ」
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