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激情パラドックス
第2章 小悪魔の囁き
「うーん、でもさ……、べつにいくら俺のこと好きだって言ったって、俺には彼女いたわけだし、美弥は彼氏いないんだから……セフレぐらいいても仕方なくね?ほら、可愛いし色っぽいし……。モテるのは当然だろ?」
「……本当にモテる子は身体だけの関係じゃ終わりませんよ」
少し落胆した表情でそう呟く美弥。
「私、セックスは好きです」
「あ、う、うん……」
そりゃ昨夜の様子を見てればね……そうだろうけども。
「でもね、身体目当ての関係は嫌。やっぱり好きな人としたい……、好きな人としなきゃ、って思ってた」
なるほど、それだけ、好きでもない男としてきた……ってことか。
「エッチするのと抱かれるのは違うんです」
なんか名言っぽいことスッパリ言われた気がするけど、男の側からはどうにも答えにくいな。しかし本当にこれ18歳の台詞かよ。
「だから昨夜は……、好きな人に抱かれたから……いっぱい感じちゃった……」
瞳に艶が増してくる。すさまじい色香が漂っている。
「松原さんのことは本当に好きだから……、セフレとかじゃ嫌です。でも、一緒にいっぱい気持ちよくなりたい……私なんかヘンなこと言ってますか?」
「う、ううん、ヘンじゃないよ、わかるよ……。なんか、ほんとごめん……俺、ちゃんと別れてもないのに……やっちゃって……。でも、昨夜すごく美弥のことが愛おしくて……欲しくて欲しくて……可愛くてたまんなくて……、それに、めちゃくちゃ良くて……、ごめん……っ、今もすっげぇ欲しい……!」
支離滅裂だ。とにかく目の前で俺への感情と欲情を表現してくるこの子と、今すぐもう一回やりたくてたまらなくなった。これが美弥の言うエッチすることなのか、抱くことなのか、もうそんなのどうでもいいじゃないか爆発させろ……!と訴える、俺の股間に俺は支配されていった。
熱い口付けを交わし求め合い、互いの身体を撫で回し合う。ゾクゾク感じる肌の触れ合い……そして俺は彼女のあちこちを俺の唾液で濡らしていく。耳、首筋、胸、乳首……その度に可愛い声で喘ぎ、身体じゅうをビクビク反応させる美弥のことが愛しくて堪らない。想えば想う程に、独占欲が湧きあがる。乳首から離れ、目を合わせずに俺は思わず尋ねてしまった。
「ねぇ……あのさ……、……伊藤ってやっぱ上手いの……?」
「えっ……?何ですか突然」
「……本当にモテる子は身体だけの関係じゃ終わりませんよ」
少し落胆した表情でそう呟く美弥。
「私、セックスは好きです」
「あ、う、うん……」
そりゃ昨夜の様子を見てればね……そうだろうけども。
「でもね、身体目当ての関係は嫌。やっぱり好きな人としたい……、好きな人としなきゃ、って思ってた」
なるほど、それだけ、好きでもない男としてきた……ってことか。
「エッチするのと抱かれるのは違うんです」
なんか名言っぽいことスッパリ言われた気がするけど、男の側からはどうにも答えにくいな。しかし本当にこれ18歳の台詞かよ。
「だから昨夜は……、好きな人に抱かれたから……いっぱい感じちゃった……」
瞳に艶が増してくる。すさまじい色香が漂っている。
「松原さんのことは本当に好きだから……、セフレとかじゃ嫌です。でも、一緒にいっぱい気持ちよくなりたい……私なんかヘンなこと言ってますか?」
「う、ううん、ヘンじゃないよ、わかるよ……。なんか、ほんとごめん……俺、ちゃんと別れてもないのに……やっちゃって……。でも、昨夜すごく美弥のことが愛おしくて……欲しくて欲しくて……可愛くてたまんなくて……、それに、めちゃくちゃ良くて……、ごめん……っ、今もすっげぇ欲しい……!」
支離滅裂だ。とにかく目の前で俺への感情と欲情を表現してくるこの子と、今すぐもう一回やりたくてたまらなくなった。これが美弥の言うエッチすることなのか、抱くことなのか、もうそんなのどうでもいいじゃないか爆発させろ……!と訴える、俺の股間に俺は支配されていった。
熱い口付けを交わし求め合い、互いの身体を撫で回し合う。ゾクゾク感じる肌の触れ合い……そして俺は彼女のあちこちを俺の唾液で濡らしていく。耳、首筋、胸、乳首……その度に可愛い声で喘ぎ、身体じゅうをビクビク反応させる美弥のことが愛しくて堪らない。想えば想う程に、独占欲が湧きあがる。乳首から離れ、目を合わせずに俺は思わず尋ねてしまった。
「ねぇ……あのさ……、……伊藤ってやっぱ上手いの……?」
「えっ……?何ですか突然」