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花咲く夜に
第8章 旅立
―――拓海はTEL越しにめぐるの話を聞きながら(ははーん……
やっぱり東京行ったかアイツ…
1ヶ月って長いだろーよ)と若干イラついた。
『多分東京じゃねぇの?
書き置きがあるなら大丈夫だろ。
めぐる、
俺がそっち行こうか?
週末だけでもさ』
『………ううん、
大丈夫。』
めぐるの声は少し高い。
(大丈夫じゃねーじゃん、姉ちゃん………)
(てか、めぐるをほったらかして不安にさせんじゃねぇ!
………まぁ無理もないけど………)
『もしもし?
姉ちゃんは絶対その家にいろな?
アイツは必ず帰ってくるよ』
『………うん。
それは分かってる。
きっと帰って来ると思うから。
私は昭恵さんと仕事して過ごすね』
通話が終わった。。
拓海は職場にてPCを叩きながら、
段々怒りが募ってきた。
(くっそー、
俺がめぐるを支えてやる)
週末は泊まりで谷津川に行くぞ、
と誓った。
やっぱり東京行ったかアイツ…
1ヶ月って長いだろーよ)と若干イラついた。
『多分東京じゃねぇの?
書き置きがあるなら大丈夫だろ。
めぐる、
俺がそっち行こうか?
週末だけでもさ』
『………ううん、
大丈夫。』
めぐるの声は少し高い。
(大丈夫じゃねーじゃん、姉ちゃん………)
(てか、めぐるをほったらかして不安にさせんじゃねぇ!
………まぁ無理もないけど………)
『もしもし?
姉ちゃんは絶対その家にいろな?
アイツは必ず帰ってくるよ』
『………うん。
それは分かってる。
きっと帰って来ると思うから。
私は昭恵さんと仕事して過ごすね』
通話が終わった。。
拓海は職場にてPCを叩きながら、
段々怒りが募ってきた。
(くっそー、
俺がめぐるを支えてやる)
週末は泊まりで谷津川に行くぞ、
と誓った。