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花咲く夜に
第4章 衝撃
その都度、
『めぐるが世話になりまして〜』
と〔昭恵へ〕付け届け…………いや手土産を持参する。

『アキちゃんにお菓子差し入れてきたからね♪』
車から親指を立てた右手を出して笑う。


『こんにちは』貴斗が挨拶する。

拓海は目を合わさずに『こんにちは〜♪』
と返す。

(こいつ、
あからさまに喧嘩を売ってるな…)
貴斗はムッとするのだが、表面に出したら相手の思う壺だ。


『めぐる、
休憩か?』

『うん、一息つくところ』
『じゃ乗れよ』

『えっ、いいよ。
貴斗さんと一緒に休憩だし』

『……いや、乗りなよ』

『何でよ?』

『ちょっと走ろうよ』

『やぁよ、また直ぐ作業しなきゃならないのに。
それに私は泥だらけよ?』
『構わないって』
『そうそう。乗せてくれるなら乗せてもらおうぜ』


貴斗がちゃっかり助手席に座っている。
『なっ、
お前降りろよ!何で乗ったんだよっ』

『拓海!
言葉遣いに気をつけなさいよ!
この人は雇用主でしょ』


………めぐるも後部座席に乗り込み、
拓海は頬を膨らませて車を発車させた………
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