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花咲く夜に
第4章 衝撃
後日。

谷津川地区には久しぶりの豪雨が来た。

朝からずっと、
バケツをひっくり返したような雨………
予報では〔曇り後小雨〕だったが、急変したようだ。

貴斗は合羽を着用し、
牛舎にて牛の様子をチェックした。

畑にも足を運んで溝に溜まった雨水を専用の水捌きで外へと流す。

(大丈夫だな、
よし………。
雨も長くは続かんだろう)天気予報をタブレットで常時確認しつつ、
自宅に戻って休みのようになる。


雨の日は仕方ないのだ。


めぐるは『休んでろ』
と言われ、
家事・掃除をした後は自室にて待機している。


スマホで動画を見ていると、
着信があった。
(拓海だ)

『もしもし?』

『めぐる?
元気か?』
(こないだ顔を見に来たのになぁ(笑))
と思いながらも『元気だよ』
と返す。

『あいつ……
貴斗は?
今側にいるの?』

『え?
今日は豪雨だから、
部屋か1階に居ると思うよ。側には居ないけど……………
というか拓海、
あんた仕事中でしょ?』


『大丈夫大丈夫(嘘)、
外回りだから車内にいるよ(嘘)。
……あのさ、
貴斗って遊び歩いたりするやつ?派手?』


『なによぅ、急に(笑)
飲みに出たりはしてるわよ。
近所の人たちと。
大体夜中には帰ってくるわよ』

『……あのさぁ。
めぐる、落ち着いて聞けよ?
大丈夫だからさ。俺いるし』

『……何?』
酷く神妙な口振りの拓海に、
めぐるは怪訝に思った。


『あいつ………
貴斗ってやつ、
女がいるぞ』

『…………え』


『アキちゃん……
昭恵さんからも聞いたんだよ、俺。
昔から1人だけ、
女が居るって』


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