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人妻温泉
第4章 その4
『……心理学、面白いかな?』

ふと気になって尋ねた。

『はい。とっても。
人間観察にも役立ちますよ』

に、人間観察……

『え、人間観察なんてしてるの…』

『しませんか?
仕草を視ていると分かるんです。『あっ、あの夫婦仮面だわ。」「あ…あの女性、ニコニコしているけど心で舌を出したわね。」
何ゆえに?……と考えることがとても楽しく思いますわ』


『学生時代、そういう系統を専攻したとか?』

『いいえ、全く…
物心ついた頃にはこうでしたので』
ニコリと笑い言う。
『最近は子どもを観察すると楽しいですよ』と付け加えるので、
彼女は子供がいるのかと『へぇ。何歳なんだい?男の子?女の子?』


『いえ、私には子供はいません。
他人の子供……街を彷徨(うろつい)いている子供です』

うろつくって……

『面白いですわよ。
大人の顔色を伺っている幼児の手の動き。
作り笑い。親の元へと走る時の笑っていない笑い顔や声に混じった媚びへつらいなど』
事も無げに言っているので、
冗談を皮肉る形で言っているのかと思ったら…

彼女はニコニコと満面の笑みだ。
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