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人妻温泉
第2章 その2
るりかが案内してくれた洋室。
入ると……天井にはシャンデリアがぶら下がり、奥が寝室らしく天蓋付きダブルベッド。
手前にはリビングのような洋間。花のデザインをあしらった銀縁の丸い姿見の横には皮張りの重量感のあるソファー。寝室とリビングは部屋は別個ではなく繋がっていて一室だ。
温泉はというと、
やはり外にあるのだが…
セレブ邸の庭にあるプールのようだった。
ふわり、と柔らかな絨毯に靴のまま上がる。
(まさに異空間だなぁ…)
そう思って部屋と眺めていると、
『るりか、お腹空いたー。ルームサービス取っていい?』
タメ口で尋ねられ、ハッと我に還り『あ、ああ。いいよ』『田川さん……ハルくんって呼んでい?るりか、ハルくんって呼びたい!』『……う、うん。
じゃあ、俺は何て呼べばいいのかな……』
『るりりんで良いよ〜』
さらっと言い注文をしている。
内線用の電話が備え付けてある。
『ハルくんは何頼む?』
『…あ、じゃあコーヒーを』押されっぱなしだ。
『オッケー♪洋食と旦那さんにはコーヒーお願いしまぁす』と内線電話に向かい言っている。
旦那さんかよ(苦笑)
ハシャギっぷりに押されたが、嫌味がない娘だ。………いや、〔人妻〕か。
若すぎる妻だな。
『何考えてるのぉ?』と背中から抱きつかれる。
『ひっ!』驚いて思わず身を固くした。
入ると……天井にはシャンデリアがぶら下がり、奥が寝室らしく天蓋付きダブルベッド。
手前にはリビングのような洋間。花のデザインをあしらった銀縁の丸い姿見の横には皮張りの重量感のあるソファー。寝室とリビングは部屋は別個ではなく繋がっていて一室だ。
温泉はというと、
やはり外にあるのだが…
セレブ邸の庭にあるプールのようだった。
ふわり、と柔らかな絨毯に靴のまま上がる。
(まさに異空間だなぁ…)
そう思って部屋と眺めていると、
『るりか、お腹空いたー。ルームサービス取っていい?』
タメ口で尋ねられ、ハッと我に還り『あ、ああ。いいよ』『田川さん……ハルくんって呼んでい?るりか、ハルくんって呼びたい!』『……う、うん。
じゃあ、俺は何て呼べばいいのかな……』
『るりりんで良いよ〜』
さらっと言い注文をしている。
内線用の電話が備え付けてある。
『ハルくんは何頼む?』
『…あ、じゃあコーヒーを』押されっぱなしだ。
『オッケー♪洋食と旦那さんにはコーヒーお願いしまぁす』と内線電話に向かい言っている。
旦那さんかよ(苦笑)
ハシャギっぷりに押されたが、嫌味がない娘だ。………いや、〔人妻〕か。
若すぎる妻だな。
『何考えてるのぉ?』と背中から抱きつかれる。
『ひっ!』驚いて思わず身を固くした。