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人妻温泉
第3章 その3
(人妻温泉のお陰かな…………)

俺はまた、
翌週の土日に予約を入れた。


バスで県境を越える。
土曜日はあいにく雨だった。朝9時。いつもより早めに出た。
(雨も風情があって良いな。)
山道に入るとそう感じた。雨が降ると、高い木の群の輪郭がぼやけて幻想的になる。

バスは走り続けて〔人妻温泉・をんなの里〕に到着した。

今回は、
土曜午後2時〜日曜昼前にはチェックアウトの日程だ。

春先。
暖かい気候だから、
出来れば露天温泉で湯を楽しむ時間を多く取りたい。
寒い時期のほうが温泉は温まるが、
さすがに露天では寒すぎる。
4月くらいがちょうどよいのだ。


どんな女性を指名するかは、
行ってから考えようと思ったが…

温泉ならば年は同じくらいが良いかな、と思う。

佐藤ゆりが出迎えて傘を差してくれた。
『ダメですよ、佐藤さんが濡れてしまう。折り畳みがありますから』
と自分の折り畳みを出してホテルへ入った。


通常のホテルや旅館ならば、
バスが玄関に横付けして客が昇降する。
が、このホテルは<特殊>なだけに、
玄関まで20メートルほどの小路があった。


佐藤ゆりと並んで歩く。
(………?いつもと感じが違うような気がする)
チラリと顔を見たが、
髪型や顔そのもの(変わっていたら大変なのだけれど)に変化は無い。


気のせいか。
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