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人妻温泉
第4章 その4
座ろうとすると、
綾加のバッグのポケットからペンが転がり落ちた。

『あっ』
同時に拾おうとしてしゃがみ、
顔が数センチの距離まで近づいた。

(うわっ)
『す、すみません』
『いえ…こちらこそ落としてしまって…』

キスするかという距離で、慌ててしまいどぎまぎした。拾って渡す。

綾加は頬を染めて無言になり、
俺も恥ずかしくて下を俯く。


順番が来て席に着いた。
お茶を飲み、
名物の天ぷら蕎麦を2人分頼む。

海老の大きな天ぷらと、
出汁が上手いと評判の蕎麦屋。

『わぁ、来た〜』
比較的直ぐ蕎麦は来た。

『海老、本当に大きいですね』鉢から大きくはみ出していた。
『ですねぇ!美味しそう…いただきます』


『うん、美味い!』

『ホント!お出汁もコクがあって美味しいわ』

黙々と食べた。
そういえば訊いてなかったなと失礼ながら綾加の年齢を問う。

『31です(苦笑)、
もうおばさんですよ』

『とんでもない!
綾加さんは優しくて素敵だ』つい本音が出た。

『やだ……、ありがとうございます』
恥ずかしそうにはにかむ彼女を可愛いと感じた……


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