この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
彼はこうやって何気なく他愛のない会話だって好んでしてくれる優しい人。
普通なら、得体の知れない相手にこんな感情抱かないはずなんだけれど。
ついついお仕事の秘密まで話してしまうのはこの人の声が八反田さんに似てるからだけじゃない気がする。
守秘義務があるから本当はお仕事の話をするのはイケないんだけれど。
てれふぉんせっくすしてる仲だからってついつい自分の初めての彼氏みたいになんでも話をしてしまうんだよね。
「うん、お料理は元々好きだしフードメニューはプロの人が作るからたまにこっそり仕込みの勉強してるんだぁ」
「みゆりの手作りかぁ。毎日食べれたら幸せだなぁ」
この人が本当はどんな人なのか気にはなる。
けれど悪い人じゃない。
くだらない話でも笑って頷いてくれる親身な口調に安心感を抱いてしまう。
それに誰にもこのことは言わないって約束してくれた。
つぶやいたーとかもたくさん検索してみたけれど、その言葉通り私との秘密をネット上に暴露したりもしていないみたい。
裏切るようなことは絶対しないって。
「それからね、今日は握手を求められたんだよ。嬉しかったんだー!あとで日記に書かなくちゃ!でもね、今日は洗い物してるときにグラスを割っちゃったの。気を付けないとって思ってるのに、急いでるとついつい手が滑っちゃうんだもん。なのにるかちゃんはね、すごいんだよ!私の倍も洗うのが早いの!それでね……あっ、ごめんなさい!私の話ばっかりして……」
「いや、俺はみゆりの話しをこうして聞いてるだけで、嬉しいよ。心が休まるんだ」
私の絶対的なファンだから、私を悲しませるようなことはしたくないんだって。
ファンって、そーゆーものなのかな?
「私も、八反田さんとお話しするの、すごく嬉しいよ」
そう口にすると私の夜の恋人はクスリと笑って、
「現実を少し忘れるには丁度いいね」
そう返事してくれた。
普通なら、得体の知れない相手にこんな感情抱かないはずなんだけれど。
ついついお仕事の秘密まで話してしまうのはこの人の声が八反田さんに似てるからだけじゃない気がする。
守秘義務があるから本当はお仕事の話をするのはイケないんだけれど。
てれふぉんせっくすしてる仲だからってついつい自分の初めての彼氏みたいになんでも話をしてしまうんだよね。
「うん、お料理は元々好きだしフードメニューはプロの人が作るからたまにこっそり仕込みの勉強してるんだぁ」
「みゆりの手作りかぁ。毎日食べれたら幸せだなぁ」
この人が本当はどんな人なのか気にはなる。
けれど悪い人じゃない。
くだらない話でも笑って頷いてくれる親身な口調に安心感を抱いてしまう。
それに誰にもこのことは言わないって約束してくれた。
つぶやいたーとかもたくさん検索してみたけれど、その言葉通り私との秘密をネット上に暴露したりもしていないみたい。
裏切るようなことは絶対しないって。
「それからね、今日は握手を求められたんだよ。嬉しかったんだー!あとで日記に書かなくちゃ!でもね、今日は洗い物してるときにグラスを割っちゃったの。気を付けないとって思ってるのに、急いでるとついつい手が滑っちゃうんだもん。なのにるかちゃんはね、すごいんだよ!私の倍も洗うのが早いの!それでね……あっ、ごめんなさい!私の話ばっかりして……」
「いや、俺はみゆりの話しをこうして聞いてるだけで、嬉しいよ。心が休まるんだ」
私の絶対的なファンだから、私を悲しませるようなことはしたくないんだって。
ファンって、そーゆーものなのかな?
「私も、八反田さんとお話しするの、すごく嬉しいよ」
そう口にすると私の夜の恋人はクスリと笑って、
「現実を少し忘れるには丁度いいね」
そう返事してくれた。