この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
「はったんだ、さん……じゅぷ……こんな、指じゃなくて……はったんださんの、本物のおち○ちん、なめなめしたいです……」
指を咥えながら、おねだりする。
しょっぱい蜜の味。
そして鼻につく私のすっぱい匂いが私の妄想の壁を乗り越え破壊する。
あぁん……もっと八反田さんさんとやらしいこといっぱいいっぱいしたいよぉ……っ!
「いいよ……でもその前に、みゆり……この前言ったこと覚えてる?」
この人の牙には、きっと毒がある。
えっちな気持ちにさせる毒が。
その媚薬に支配されたわたしの理性の箍が外れたら、その時はずっと、こうやって意地悪しようと心に決めていたの?
「え?」
「この前もみゆりから求めたんだ……。今日だってみゆりから欲しがって引き留めたんだし、分かってるよなぁ?」
「え、あの、八反田さん……?」
「もし、出なかったら、もう二度と、掛けないからな」
そう強い口調で指し示したその先は、もう私には何が起こるか検討がついていた。
ど、どうしよう……。
震え出した私のスマホに、ビデオ通話の要求が照らし出されていた。
相手は相変わらず非通知。
だけど、はっきり伝わってくる強い意志。
早く出なさいって、無機質な音が繰り返し私に訴えてくる。
「……も、もしもし……」
ビデオ通話なんて、殆どしたことがない。
学校の友達のバースデーパーティーに出席出来なかったとき、少し様子を知りたくて掛けた以来だ。
そしてそれは私からの発信で、受信したのとは訳が違う。
相手から望まれてビデオ通話をするのは、これが初めてに近い。
咄嗟に、私は内側のカメラをくまちゃんのぬいぐるみの方に向けていた。
こうすれば私の様子が映ることもないけれど、相手の様子を確認することも出来ない。
スピーカーから抑揚のない声だけが響く。
「みゆりが本当はこんなに可愛いくまちゃんだったなんて知らなかったなぁ」
指を咥えながら、おねだりする。
しょっぱい蜜の味。
そして鼻につく私のすっぱい匂いが私の妄想の壁を乗り越え破壊する。
あぁん……もっと八反田さんさんとやらしいこといっぱいいっぱいしたいよぉ……っ!
「いいよ……でもその前に、みゆり……この前言ったこと覚えてる?」
この人の牙には、きっと毒がある。
えっちな気持ちにさせる毒が。
その媚薬に支配されたわたしの理性の箍が外れたら、その時はずっと、こうやって意地悪しようと心に決めていたの?
「え?」
「この前もみゆりから求めたんだ……。今日だってみゆりから欲しがって引き留めたんだし、分かってるよなぁ?」
「え、あの、八反田さん……?」
「もし、出なかったら、もう二度と、掛けないからな」
そう強い口調で指し示したその先は、もう私には何が起こるか検討がついていた。
ど、どうしよう……。
震え出した私のスマホに、ビデオ通話の要求が照らし出されていた。
相手は相変わらず非通知。
だけど、はっきり伝わってくる強い意志。
早く出なさいって、無機質な音が繰り返し私に訴えてくる。
「……も、もしもし……」
ビデオ通話なんて、殆どしたことがない。
学校の友達のバースデーパーティーに出席出来なかったとき、少し様子を知りたくて掛けた以来だ。
そしてそれは私からの発信で、受信したのとは訳が違う。
相手から望まれてビデオ通話をするのは、これが初めてに近い。
咄嗟に、私は内側のカメラをくまちゃんのぬいぐるみの方に向けていた。
こうすれば私の様子が映ることもないけれど、相手の様子を確認することも出来ない。
スピーカーから抑揚のない声だけが響く。
「みゆりが本当はこんなに可愛いくまちゃんだったなんて知らなかったなぁ」