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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
八反田さんは、何処からか持ってきたトイレットペーパーをソファに大量に散らして水溜まりを拭き始めた。
私が余計な言葉を口にするのを妨ぐように、せっせと掃除をする。
私はその背を見つめながら、仕方なく着替えていた。
濡れたスカートを下ろすと、ショーツさえぐっしょりだ。
私の愛液をたっぷり吸っていた。
ふと、私はそれを、ゆっくりと脱ぎ捨てる。
ブラウスの下、黒いおけ毛が露呈した。
けれど、八反田さんはこちらに気付きもしない。

「怒ってるんですか?」

だから、つい誘ってしまった。

「怒る?なぜ?」

「全然、こっち見て笑ってくれないから」

「怒ってませんよ」

「じゃあ、こっち見て下さい」

「ですから、掃除中なんですよ」

「嫌いになっちゃったんですか?」

「嫌い?だれを?」

「私を」

「何故、そう思うんです?」

「だって……」

言葉に詰まると、八反田さんがそこで振り向いた。
急かされてる……。
咄嗟にそう思った。

「目の前で、オナニー、しちゃったから……」

期待に答えたはいいものの、頬が染まっていく感覚がした。
羞恥……。
それは八反田さんに出逢ってから、当たり前の感情となりつつあった。

「小さい頃……」

八反田さんは静かに呟いた。
トイレットペーパーで拭き上げられたソファはすっかり元通りになり、彼は最後に自分の鞄から取り出したデオドラントスプレーを吹き付けていた。
この香り、柔軟剤じゃなかった。

「軒下に住み着いた仔猫を、可愛がっていたことがありました」

すっくと立ち上がった八反田さんは、また私を眺めていた。
あの、いつもの鋭い眼差しで。
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