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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒

それから早坂さんの車の中で、世界一美味しいコンビニのプリンを大事に食べつつ、自宅に戻ってから用意を手早く終わらせて学校に辿り着いた。
時間は8時15分。
「間に合ったー‼︎」
嬉しさに声を張り上げ、へなへなと席に突っ伏した。
「おはよー、みゆりちゃん」
「おはよー」
毎日の繰り返しがまた始まる。
学校には、話す仲間はたくさんいるけれど、これといってるかちゃんみたいになんでも話せるって友達はいない。
私はまだ芸能人って感じでは全くないし売れてもないのに、どこか皆、私を遠巻きに見ている気がするんだよね。
たまーにグラビアのお仕事や事務所企画のアイドル限定のイベントとかの営業活動を貰って、学校をお休みしたりもするから、そういうところで距離を置かれてるのかなって解釈する他ない。
「席戻れー。授業はじめるぞー」
1時間目の数学の先生がきて、クラスはようやく静まった。
けれど、私の躰のモヤモヤは一向に凪いでくれそうになかった……。
うぅ……、あそこ、ひくひくしちゃってる……!
数学の公式なんか全く頭に入って来ない。
とりあえず黒板の謎の暗号だけはノートに殴り写して、またひたすら八反田さんとの昨日の遣り取りを思い返す作業を繰り返した。
ブラックコーヒー、何で飲んでたのかな?
とか、
そもそも八反田さんはなんで、私と一緒に居てくれたのかな?
とか、
おなする私のこと、気持ち悪いって思わなかったのかな?
とか、
でもそれってつまり、私のこと好きなんじゃ!?
とかとか。
そんな訳ないよね……。
いつの間にか、私は彼を想いながらノートにイラストを起こしていた。
似顔絵は得意。
小さな八反田さんが、吹き出し付きで言う。
「はやく、おなしろ!今日は4回だぞっ!」
時間は8時15分。
「間に合ったー‼︎」
嬉しさに声を張り上げ、へなへなと席に突っ伏した。
「おはよー、みゆりちゃん」
「おはよー」
毎日の繰り返しがまた始まる。
学校には、話す仲間はたくさんいるけれど、これといってるかちゃんみたいになんでも話せるって友達はいない。
私はまだ芸能人って感じでは全くないし売れてもないのに、どこか皆、私を遠巻きに見ている気がするんだよね。
たまーにグラビアのお仕事や事務所企画のアイドル限定のイベントとかの営業活動を貰って、学校をお休みしたりもするから、そういうところで距離を置かれてるのかなって解釈する他ない。
「席戻れー。授業はじめるぞー」
1時間目の数学の先生がきて、クラスはようやく静まった。
けれど、私の躰のモヤモヤは一向に凪いでくれそうになかった……。
うぅ……、あそこ、ひくひくしちゃってる……!
数学の公式なんか全く頭に入って来ない。
とりあえず黒板の謎の暗号だけはノートに殴り写して、またひたすら八反田さんとの昨日の遣り取りを思い返す作業を繰り返した。
ブラックコーヒー、何で飲んでたのかな?
とか、
そもそも八反田さんはなんで、私と一緒に居てくれたのかな?
とか、
おなする私のこと、気持ち悪いって思わなかったのかな?
とか、
でもそれってつまり、私のこと好きなんじゃ!?
とかとか。
そんな訳ないよね……。
いつの間にか、私は彼を想いながらノートにイラストを起こしていた。
似顔絵は得意。
小さな八反田さんが、吹き出し付きで言う。
「はやく、おなしろ!今日は4回だぞっ!」

