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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒

「嶋くんは、面白いから、やってみれば?芸人」

好意を持たれて、嬉しくない訳はない。
それも、校内でも結構モテる側の立場である嶋くんから、こんな風に扱われるのは。

「俺、ほんきだからなっ!」

一階の踊り場に上履きの底を付けた時、嶋くんは私を抱き締め勢いのまま壁にぶつかっていた。

「ぐぇ!しまったぁ、壁ドン失敗したー!」

嶋君は何を焦っているのか、わたしを抱き締めたまま突っ込んだせいで、自分の腕を壁と私の間に挟んで奇天烈に喘いでいた。

「イタッ……苦しいよ!」

嶋くんの胸元に、私の顔面がめり込んでる。
そんな説明が一番分かりやすいくらい、強引だった。
学校で、多分一番背が高い嶋くん。
私の隣に並ぶと本当に大人と子供みたいに身長差が生まれる。
その彼の唇がするすると降りてきて、私の顔に近づいた。
でも、この匂いは、違うよ……。
嶋くんに出会ったのが先だけど、私が恋したのは……。
咄嗟に思って、

「だめっ!」

顔を横に逸らした。
せっかくの昨日の思い出が、全部消えちゃう。
思っても嶋君は私を捕らえたままだ。

「風間……いい匂い……」

ハァァ……と深く呼吸をした嶋君は、十代の男の性を我慢することが出来ないらしい。
私の腰に回していた手を、お尻や太股に滑らせてきた。

「ひゃ……」

「風間のカラダ……これがっ風間のっ!やっぱスゲーエロいっ!想像以上だよっ!」

「し、嶋君!!だ、だめだよっ、何してんのっ!?」

「おっぱいも、触っていい?」

「えぇっ!?駄目に決まって……」

「すげっ、でっけー……柔らけー……」

あれよあれよと、嶋君は私の躰を弄る。
でも、何故かヤダって2文字が喉から出て来ない。
快感を、躰が求めてしまってる。
こんなの違うよ……。
理性はあるのに抗えない。
きっと八反田さんのせい……。
おなにー4回、えっちな指令を出すからこんな……。

「風間……はぁ……はぁ……」

嶋君はついに両手で私の胸を揉みしだいた。
下から持ち上げ中心に寄せるように回して、それを何度も繰り返す。
徐々にそれが速さを増して激しくなった。
こんな風に悪戯されるのは、満員電車ではよくあるけど、学校では初めて……。
それも、クラスメイトの男の子に……。

「ハァハァ、風間っ!風間っ!可愛いよっ……あぁ、オレ、今、ち○ぽギチギチだよっ!」
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