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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒

思いながら、消灯してしまったスマホの画像群から八反田さんを探り出した。
八反田さんはいつ見ても素敵に格好良くピースしてくれてる。
「うふふ、八反田さん大好き」
ふと呟いてしまったとき、保健室の窓が奇妙な声をだした。
ガラス製特有の甲高い声じゃなくて、まるで何かにぶつかられたような低い濁音。
そう、掌や拳で殴り付けたような。
だれか、いた?
まさかね、そんなことあるはずない。
だって鍵だって掛かってるしカーテンだって閉まってるし。
念の為、すぐに周囲の確認をした。
ベッド下とか人が入れそうな隙間とか。
でも、そんな気配も形跡もない。
勘違い。
ちょっとほっとしたとき、保健室の先生が帰ってきて、私がいることに少し驚いていた。
「風間さん、また具合悪くなっちゃった?」
「うん、少しだけ」
嘘をつく。
八反田さんを好きになってから、ソレも多くなった。
どんどん、大人に近付いている気がした。
「なら、はい、お熱計りましょうね。あら?」
体温計を渡され、たぶん平熱より少し高いだろうなって自分の躰が汗ばんでいるのを知る。
「ベッド、濡れてるわね?」
「お薬飲むとき、溢しちゃって……」
「ふーん……」
先生は特に気にする様子もなく、熱冷ましのシールを探し始めた。
よ、よかった……なんか言われなくて。
「風間さん、生理前とかじゃないわよね?」
「え?」
「生理前、体温上がるから……それに……」
「え、えっと、ピル飲んでるので……生理は……」
「そっかそっか」
「……あ、あのう」
「まあ、まだ高校生だし、ほどほどにね?」
ば、ばれてる……。
やっぱり、同性の先生の目は誤魔化せないか。
まあ、でも、見られた訳じゃないし、いいよね。
八反田さんはいつ見ても素敵に格好良くピースしてくれてる。
「うふふ、八反田さん大好き」
ふと呟いてしまったとき、保健室の窓が奇妙な声をだした。
ガラス製特有の甲高い声じゃなくて、まるで何かにぶつかられたような低い濁音。
そう、掌や拳で殴り付けたような。
だれか、いた?
まさかね、そんなことあるはずない。
だって鍵だって掛かってるしカーテンだって閉まってるし。
念の為、すぐに周囲の確認をした。
ベッド下とか人が入れそうな隙間とか。
でも、そんな気配も形跡もない。
勘違い。
ちょっとほっとしたとき、保健室の先生が帰ってきて、私がいることに少し驚いていた。
「風間さん、また具合悪くなっちゃった?」
「うん、少しだけ」
嘘をつく。
八反田さんを好きになってから、ソレも多くなった。
どんどん、大人に近付いている気がした。
「なら、はい、お熱計りましょうね。あら?」
体温計を渡され、たぶん平熱より少し高いだろうなって自分の躰が汗ばんでいるのを知る。
「ベッド、濡れてるわね?」
「お薬飲むとき、溢しちゃって……」
「ふーん……」
先生は特に気にする様子もなく、熱冷ましのシールを探し始めた。
よ、よかった……なんか言われなくて。
「風間さん、生理前とかじゃないわよね?」
「え?」
「生理前、体温上がるから……それに……」
「え、えっと、ピル飲んでるので……生理は……」
「そっかそっか」
「……あ、あのう」
「まあ、まだ高校生だし、ほどほどにね?」
ば、ばれてる……。
やっぱり、同性の先生の目は誤魔化せないか。
まあ、でも、見られた訳じゃないし、いいよね。

