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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒
「なんて楽天的に考えてるから、みゆりは危ういのよ!」

学校がおわって、dolceのスタッフルームで宿題をしていたら、後から来たるかちゃんに詰め寄られた。
遅番の学生メンバーと早番の成人メンバーが一斉に入れ替わるのは17時からだから、16時になる前のこの時間帯は休憩時間でもないし、この部屋に人影があることは少ない。

「私もおなするけど、自分の部屋以外ではしないよ!」

「るかちゃん!なんて大胆な発言!」

「私達以外誰もいないんだからいいのよ!それより……みゆりは危ないとこでし過ぎ!」

「わ、わたしも基本、部屋でするよぉ……」

「じゃあなんで今日に限ってそんなとこで!」

るかちゃんは意味分からんといった眉毛の形をして私を見ていた。
八反田さんに、今日は4回しろって命令、されたから……。
正直に話せたらな。
ごめんねるかちゃん。
そういえば、私また嘘ついてる。
今度は大切な親友にまで。

「やっぱり、羞恥心、感じたかったから……なのかな……」

そうとしか答えられなかった。
他に思い付かなかった。
こんなの、ただエッチが好きなだけの、はしたない女の子みたいに聞こえちゃう……。

「みゆりはコアなほうだからなぁ……」

それは、私もそう思う。
黙って頷くと、

「こんなのが知れたら、ファンにとっちゃ最高のオカズアイドルよねぇ」

るかちゃんも何故か黙って何度も頷いていた。

「そんなの恥ずかしいよ……」

八反田さん以外に、えっちでスケベなことは知られたくないもん。
私なりに否定したつもりだったけど、るかちゃんは笑う。

「そんな恥じらう姿も可愛くてオカズだわー」

しかも右手の拳をお腹の前で上下にシコシコ振りつつ。

「る、るかちゃんやめてよー!そんなことしたらダメだよー!」

顔を赤くしてるかちゃんの肩に飛びついたけど、るかちゃんは全然やめようとせず、う、いくー! なんてワザとアヘ顔で言う。
するとスタッフルームのドアが開いて、入ってこようとした人物に驚かれてしまった。

「あんた達なにしてんの?」
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