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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒
思ったけど、るかちゃんは私の味方はしてくれるけど、八反田さんの味方にもなってくれるかどうかは聞いてみないと分からないことだった。
もしかしたら八反田さんが不利になる行動を起こすかも知れない。
それを考えると、やっぱり大前さんにしか全てを話すことは出来なかった。
「じゃあ我慢するしかないわね」
楽しめばいいのよ……その状況を。
大前さんはまた吐息を深く刻んだ。
「楽しむって?」
「オ○ニーの我慢も、プレイのうちってことよ」
大前さんの電波からは、更にアルミ缶のプルトップを捻るサウンドが届けられた。
きっと缶ビールかな?
「プレイって……私達そんな深い関係じゃ……」
「うそっ!あんたそれ本気で思ってるの!?」
大前さんは声を大きくする。
「あのスカーレットの鬼が、そんなにあんたを甘やかしてるのよ!!なんで分からないの!?」
「ええっ⁉︎」
聞けば、八反田さんは異名を幾つか持っているらしい。
スカーレットプロの影の立役者から始まり、スカーレットプロ再興の切り札などと祭り上げられ、彼の思考の鋭い切れ味からスカーレットプロのジャックナイフにまで行き着き、最終的にはマネージメントの怒れる鬼として君臨しているのだそう。
途中に挟んだ、サラサラヘアーの河童と、案山子の代わりに立たせたら最高の鳥避けになる最も恐ろしい形相の人間は、ただの悪口だと思うけれど……。
ともかく。
八反田さんの名刺にはチーフマネージャー兼dólce店長と肩書きが記されていたと記憶してるが、怒れるっていうのはどこから名付けられたものなのだろう。
でも、そういえば早坂さんが言っていたっけ。
あの人機嫌悪いと理不尽だからって。
「そうよ。あの人dolceが出来る前まで、スカーレットプロの鬼として有名だったのよ。部下にはすぐ怒るし、上司にも言いたい放題だし、私達タレントにも妥協は許さないし。それが今、丸くなったって言われ始めてるからねぇ」
「そ、そうなんだ……」
もしかしたら八反田さんが不利になる行動を起こすかも知れない。
それを考えると、やっぱり大前さんにしか全てを話すことは出来なかった。
「じゃあ我慢するしかないわね」
楽しめばいいのよ……その状況を。
大前さんはまた吐息を深く刻んだ。
「楽しむって?」
「オ○ニーの我慢も、プレイのうちってことよ」
大前さんの電波からは、更にアルミ缶のプルトップを捻るサウンドが届けられた。
きっと缶ビールかな?
「プレイって……私達そんな深い関係じゃ……」
「うそっ!あんたそれ本気で思ってるの!?」
大前さんは声を大きくする。
「あのスカーレットの鬼が、そんなにあんたを甘やかしてるのよ!!なんで分からないの!?」
「ええっ⁉︎」
聞けば、八反田さんは異名を幾つか持っているらしい。
スカーレットプロの影の立役者から始まり、スカーレットプロ再興の切り札などと祭り上げられ、彼の思考の鋭い切れ味からスカーレットプロのジャックナイフにまで行き着き、最終的にはマネージメントの怒れる鬼として君臨しているのだそう。
途中に挟んだ、サラサラヘアーの河童と、案山子の代わりに立たせたら最高の鳥避けになる最も恐ろしい形相の人間は、ただの悪口だと思うけれど……。
ともかく。
八反田さんの名刺にはチーフマネージャー兼dólce店長と肩書きが記されていたと記憶してるが、怒れるっていうのはどこから名付けられたものなのだろう。
でも、そういえば早坂さんが言っていたっけ。
あの人機嫌悪いと理不尽だからって。
「そうよ。あの人dolceが出来る前まで、スカーレットプロの鬼として有名だったのよ。部下にはすぐ怒るし、上司にも言いたい放題だし、私達タレントにも妥協は許さないし。それが今、丸くなったって言われ始めてるからねぇ」
「そ、そうなんだ……」