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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第7章 おなにぃ中毒
あのいつも冷静な八反田さんが?
少なくとも私は怒りをぶつけられたことがないから、そんなことを言われてもピンと来ない。
「子供が生まれて、丸くなったのよね、多分。ちょうど四歳くらいかな?可愛い時期よねー」
「く、くるみちゃん、詳しいね……」
「当たり前でしょー。ここ入って長いんだから」
知らなかった……。
そういえば私、八反田さんの家族のことなんて、何一つ知らないかも。
「子供って、男の子?女の子?」
「んー、確か男の子だったかなぁ。ってあんた、八反田さんに何も教えて貰ってないの?」
「え?な、何もっていうか……」
全く……。
力なく答えれば、また、くるみちゃんは声を荒げた。
「自分で聞かないからよ!でも不倫相手って、まあそんなもんか」
「ふ!ふりんだなんてそんなっ!大層なものじゃ!ほら、エッチしてないし!付き合ってもない!」
「付き合ってもないの!?あんなエロイ告白受けて、よく断れるわね、あの人も!」
「エロいってそんなぁ!」
うん、確かに思い出すとかなり恥ずかしいんだけど……。
「顔は超エロ顔のくせに、やっぱりあの店長、生真面目なのか……。それか、奥さんを超愛してるかのどっちかよね……」
昔からそうは見えないんだけどなぁ、とくるみちゃんは呟いた。
貶してるのか褒めてるのかもよく分からない。
くるみちゃんは、八反田さんのお嫁さんのこと、知ってるのかな?
「八反田さんのお嫁さん、どんな人かな?」
だから、ちょっと遠回しに聞いてみた。
ハッキリものを言えない私が自分で憎い。
「今度聞いてみたら?八反田さんに直接」
あれ、やっぱ失敗。
るかちゃんにも、前に同じこと言われたなぁ。
「だから、今はソレが出来ないんだよぉ。近付くなって言われたんだからぁ……」
「あ、そうだったわね……」
相手が嫌がることしたんだし仕方ないわよとくるみちゃんに慰められた。
許してくれるのを待つしかないって。
でも、待った後に、何か良いことあるのかな?
結局のところ、付き合える訳でもないのに。
少なくとも私は怒りをぶつけられたことがないから、そんなことを言われてもピンと来ない。
「子供が生まれて、丸くなったのよね、多分。ちょうど四歳くらいかな?可愛い時期よねー」
「く、くるみちゃん、詳しいね……」
「当たり前でしょー。ここ入って長いんだから」
知らなかった……。
そういえば私、八反田さんの家族のことなんて、何一つ知らないかも。
「子供って、男の子?女の子?」
「んー、確か男の子だったかなぁ。ってあんた、八反田さんに何も教えて貰ってないの?」
「え?な、何もっていうか……」
全く……。
力なく答えれば、また、くるみちゃんは声を荒げた。
「自分で聞かないからよ!でも不倫相手って、まあそんなもんか」
「ふ!ふりんだなんてそんなっ!大層なものじゃ!ほら、エッチしてないし!付き合ってもない!」
「付き合ってもないの!?あんなエロイ告白受けて、よく断れるわね、あの人も!」
「エロいってそんなぁ!」
うん、確かに思い出すとかなり恥ずかしいんだけど……。
「顔は超エロ顔のくせに、やっぱりあの店長、生真面目なのか……。それか、奥さんを超愛してるかのどっちかよね……」
昔からそうは見えないんだけどなぁ、とくるみちゃんは呟いた。
貶してるのか褒めてるのかもよく分からない。
くるみちゃんは、八反田さんのお嫁さんのこと、知ってるのかな?
「八反田さんのお嫁さん、どんな人かな?」
だから、ちょっと遠回しに聞いてみた。
ハッキリものを言えない私が自分で憎い。
「今度聞いてみたら?八反田さんに直接」
あれ、やっぱ失敗。
るかちゃんにも、前に同じこと言われたなぁ。
「だから、今はソレが出来ないんだよぉ。近付くなって言われたんだからぁ……」
「あ、そうだったわね……」
相手が嫌がることしたんだし仕方ないわよとくるみちゃんに慰められた。
許してくれるのを待つしかないって。
でも、待った後に、何か良いことあるのかな?
結局のところ、付き合える訳でもないのに。