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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第8章 躰の疼き……
「もー色々と気を回すのも面倒なんだよ……」

「面倒って……」

「お前が俺を好きで居てくれるのは嬉しい。でも俺は既婚者だし、その想いに答えてはやれないんだ。だからせめてお前の望みくらいは叶えてやろうかとな……。このままヤキモキさせて自暴自棄になられてもスッとしないんだ俺は。お前のことだから、いつどこぞの誰に躰を開くか気が気じゃない。誰か……他の……適当なやつに捧げるつもりなら、ちゃんと俺が…………って何言ってるんだろうな俺は……。これじゃあ単にヤリたいだけのクズ男だ……。違う……んだよ、俺が言いたいのは……」

……すまん、やっぱり忘れてくれ。
八反田さんはまるで自問自答するように一人で喋って完結させてしまった。
私がその思考に追い付くのもやっとだ。
八反田さんは何を言いたいのだろう?
もしかして?
でも、まさかね。
八反田さんに限ってそんな。
いやいやまさか。
そんなことあるはずない。
だって八反田さんが……。
私のこと……。
私のこと……?
あるはずないよ。

「あはは!分かりました!アレですね?もしかして八反田さんて私のこと好きでしょ?」

「……おい、なんで先に言うんだよ……」

「なーんてやっぱりですかぁ!え?」

え?
今、また、なんて言ったの?

「今なんて……」

「二度も言わす気か?」

「えーーーー!?それってつまり……!もがっ!!」

「……あんま大声だすな……」

私の口を抑えた八反田さん。
顔真っ赤だ……。

「ああ……この歳で無理してオナ禁なんぞするんじゃなかった……」

八反田さんは片手で顔を覆い隠した。
こんなどぎまぎ落ち着かない八反田さんを見るのは始めてだ。
かわいい……って言ったら怒っちゃうかなぁ?

「あ!おな禁したから性欲が溜まって、今だけ手軽そうな私を好きになってしまった!そういうことですね!?」

「ん!?……いや、その、うーん……そういう訳では……いや、そうなのか?……いや待てそうじゃない」

「八反田さん、さっきから面白いですね」

「からかうな!俺は真剣にだな!」

「だって嬉しいけど……信じられなくて……」

八反田さんは何度も何度も、会話をしてる間に離れてしまう躰を引き寄せてくれた。
私もそんな八反田さんに答えたくて抱きしめ続けるのを拒まない。
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