この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第8章 躰の疼き……
「くるみちゃん!!ごめんね!!」
私はくるみちゃんに向き合った。
いつかちゃんと、話さなくちゃならないと思ってたこと。
くるみちゃんに今話さなくちゃいつ伝えられるっていうんだろう。
「信じてくれてありがと!私、くるみちゃんに心配されてんだよね!?嬉しいなぁ……」
「は?あんたいきなりなに言って……」
「でも大丈夫!私!誰も裏切ってないもん!」
涙目のままのくるみちゃんの手を取る。
「私、くるみちゃんの仕事にかける情熱的なとこ、大好きだよ!」
途端、くるみちゃんはキョトンとして、顔を赤くした。
「あんた、ほんといきなり何なの!?こんなときに……」
「心配かけてごめんなさいリーダー!でも大丈夫!私、アイドル活動するのに不都合なこと、誓ってしてない!くるみちゃんが思ってるようなことも、ファンを裏切るようなことも、誓ってしてない!!」
「そうやって、都合のいい台詞並べるの気持ち悪いからよしてよ!それとも、私はファンを裏切ってるって責めたいの!?」
「そうじゃないよ!私、くるみちゃんみたいになりたいんだっ!夢を追って、それでも応援してくれる素敵な彼氏が居て!私、自分が嫌いだから、天使みたいに可憐で皆んなに愛される可愛い女の子をみると、どうしても憧れちゃうんだ!」
「はぁ!?ばっかじゃないの!?カレシじゃないって言ったでしょ!?」
「なんで!?くるみちゃんの方こそ嘘つきだよ!どうして隠すの!?好きじゃなかったら、ストラップなんかわざわざ付けたりしないもん!」
だって、八反田さんにもしプレゼントを貰ったら、それがどんなに些細な物だって、絶対に私すぐ見えるとこに付けるもん。